遊覧船で浦富海岸島めぐり

昼食のあと、バスは岩美町の浦富海岸(うらどめかいがん)に到着しました。山陰海岸国立公園の浦富海岸は「山陰の松島」と呼ばれている名所です。その幽玄な美しさから神秘の霊境とされ、文豪の島崎藤村も「松島は松島、浦富は浦富」と絶賛した景勝地として知られています。

浦富海岸島めぐり遊覧船のりば
桟橋から遊覧船に乗ります

遊覧船に乗って浦富海岸島めぐりに出発です。自然が彫刻した岩と白砂青松の海岸は、約15kmにわたって続くリアス式海岸で、世にも不思議な光景です。海食や風食によってできた奇岩、洞門、断崖絶壁などが点在し、迫力満点です。




遊覧船は、穏やかな日なのに時々激しく揺れます。あちこちから「ウワー」「キャー」の叫び声。その都度、船内ガイドが「船は揺れても心配ありません」と放送しますが、さすがに日本海、瀬戸内海の静かな波とは比較になりません。