両備不動産カンパニーが顧客の皆様を対象にした「宝塚観劇謝恩バスツアー」を5月10日(木)に実施しました。東京宝塚劇場と同時公演でいま話題の永遠の名作「ベルサイユのばら2001」〜フェルゼンとマリー・アントワネット〜(宙組)の絢爛華麗なステージをまじかに見て、「感動」し「陶酔」しました。 朝7時30分、両備友の会の「宝塚観劇ツアー」に、両備不動産カンパニーから、お客さま8名と添乗者1名(青野)の計9名(20歳から72歳まで全員女性)が参加して、林原駐車場を出発しました。両備バスのガイドは島内さん、運転手はベテランドライバーの松本さん。朝は曇り空でちょっと肌寒い感じでしたが、世紀の「ベルばら観劇」ですから、胸はわくわくドキドキします。 両備バスは山陽自動車道を西に向けてひた走ります。龍野サービスエリアで途中休憩したあと、播州平野から神戸北の山並みに差しかかります。車窓から見る風景は、青葉が目にしむようで、もうすつかり初夏の装いです。西宮を過ぎて、おしゃれな街・宝塚に到着しました。宝塚大劇場の広いロビーのあちこちにお土産の店、ブティックなどかあって、思い思いに開演前のショッピングを楽しむことができました。 私達は宝塚大劇場のA席に着席しましたが、平日なのに最後部の立見席までびっしり埋まり、「ベルばら」の超人気ぶりに圧倒されました。それもそのはず、二ヵ月前に発売したチケットはまたたく間に完売し、当日券はキャンセル待ちでないと手に入らないというすごい人気です。修学旅行の男女高校生の一団も観劇に来ていて、劇場内、ロビーは人人人であふれかえっていました。 午前11時、いよいよ宝塚の歴史に刻まれた名作「ベルばら」の開演です。1974年の初演から三たび甦った今回の公演は、フェルゼン役の和央ようか、マリー・アントワネット役の花總まりを中心に彩輝直、水夏希ら「宙組」72名、さらに第87期初舞台生のお披露目公演というフレッシュな顔ぶれです。 ステージでは、フランス革命を背景に、華麗なロココ時代の隆盛と終焉に翻弄されたスウェーデンの貴族フェルゼンとロココの女王マリ−・アントワネットの甘く激しい恋物語が繰り広げられました。和央ようかをはじめとする「カッコいい」男装のタカラジェンヌたちの何とスタイルのいいこと、可憐なヒロインの熱演ぶりに、うっとりと時が経つのも忘れてしまいそうでした。特に清純可憐なマリー・アントワネット役・花總まりが唄った「愛あればこそ」の歌声には魅せられてしまいました。 また、貴族文化が咲き誇った18世紀のフランス革命当時の豪華絢爛、きらびやかな衣装には目を奪われ、ステージは「美の極致」に彩られました。池田理代子原作の長篇少女マンガ「ベルサイユのばら」が、これほどまでに、壮大・華麗なスケールで舞台化され、熱烈にファンをひきつけるとは、宝塚のパワーと魅力はすごいと思いました。地元の宝塚ファンは「何度見ても素晴らしい」「いつ見ても美しい」と夢とロマンの世界に引き込まれ、せっせと足を運んでいるようですが、うらやましく思いました。私達も異口同音に「やはりベルばらは良かったですねぇ。もう最高でした」と感動しました。20歳のAさんは「ベルばらを見れて本当に良かったと思います」と話し、いい思い出になったようでした。72歳のBさんは「ぜひベルばらを見たかったのよ」と心躍らせて参加され、何度も「有り難うございました」と御礼をいわれ、主催者として嬉しい限りでした。 引き続いて次回以降も楽しめる「謝恩バス旅行」を企画していきますので、多数ご参加いただきますよう宜敷くお願いいたします。 |